KOYO熱錬のチカラ

生産技術 技術・設備

新エネルギー、航空宇宙、ロボット、医療などの先端分野に参入を目指して、より高精度な熱処理が可能な炉を新設すると共に、その他の処理工程に必要な炉を増設し、生産能力を大幅に向上させました。設備を導入後、航空機部品加工の受注は着実に増加しています。今後、さらに新炉の稼働率を上けることに加え、新たな設備の導入を計画し、生産能力のさらなる増強を図ります。

真空浸炭

真空炉内で浸炭を行うため、表面部の粒界酸化などの異常層がなく、ガス浸炭と比較し均一な浸炭が可能となります。さらに高濃度浸炭、細穴内面部への浸炭、ステンレスへの浸炭の適用など、ガス浸炭にはない多くのメリットを有します。航空機部品への適用事例もあります。

ガス窒化、ガス軟窒化

水素センサーを利用した窒化ポンテンシャル制御をしております。
窒化ポテンシャルを調整することにより、ポーラス層のない化合物層を形成することができ、部品の高強度化につながります。一方で化合物層がなく、拡散層のみの形成も可能です。航空機部品への適用事例もあります。

サブゼロ処理

焼入れの後、-74℃以下の深冷温で冷却する通称「サブゼロ」処理設備を増設。航空機部品に不可欠な高い精度の加工を可能にしています。こうした他にはない高い技術力と生産体制が高く評価されています。

その他の技術

『無酸化焼入れ』、『ガス浸炭焼入れ』から『焼きならし』、『焼きなまし』、『ガス浸炭窒化』、『ガス窒化』、『真空熱処理、『サブゼロ処理』、『ショットブラスト』等々、金属熱処理加工全般を担うことのできる技術と設備を備えています。

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